モビリティ
EVで日本縦断3000km。充電インフラのリアルを記録した
札幌〜鹿児島を国産EVで走破。充電器空き状況・天候・電費・宿泊の全データを公開。
KIYODO00
#EV#ロードトリップ#充電インフラ
「EVで本州を縦断するのは現実的か?」 よくある問いに、実測ベースで答えるため札幌から鹿児島まで走った記録です。
結論先出し
- 走行距離: 3,142km
- 総充電回数: 18回
- 平均電費: 6.8km/kWh
- 充電待ち発生: 2回(いずれも東名)
ルート
札幌→函館→八戸→仙台→東京→名古屋→大阪→広島→博多→鹿児島。 高速主体、寄り道なし。1日あたり最大400km、平均300km前後。
想定外だったこと
地方の道の駅に高速充電器が増えていた。 これが何より大きい。「ロードトリップを高速だけで完結させる必要がない」のは精神的に楽。
逆に首都圏SAは混雑が激しく、夕方着は避けたほうがいい。 朝のうちに充電を済ませる時間設計が肝。
充電インフラの実態(地域別)
地域ごとに体感がまったく違うので、ざっくり等級化:
| エリア | 充電器密度 | 平均待ち時間 | 評価 |
|---|---|---|---|
| 北海道(札幌〜函館) | △ | 0分 | 設置数少、ただし空いている |
| 東北(八戸〜仙台) | ○ | 5分 | 道の駅・SAともに増設中 |
| 関東(東名・首都圏) | ◎ | 15-30分 | 数は多いが混雑激しい |
| 中部(名古屋圏) | ○ | 10分 | バランス◎ |
| 関西(大阪圏) | ○ | 5分 | 工業地帯の急速充電が穴場 |
| 中国・九州 | △ | 0分 | 設置数少、要計画 |
「夕方の関東SA」が今回唯一のストレスポイント。逆に 道の駅充電器 は穴場で待ちなしが多かった。
1日あたりの典型的なタイムテーブル
300km / 日想定の標準パターン:
- 7:00: 出発前にホテル充電器で80%まで補充(前夜から)
- 9:30: 1回目急速充電(30分、SAでコーヒー休憩)
- 12:00: 昼食兼2回目充電(道の駅、40分)
- 15:30: 3回目充電(高速SA、30分)
- 17:00: 目的地到着、ホテルで普通充電を一晩
「走行3時間 + 充電30分」をワンセットにすると、人間側の集中力的にもちょうど良い。 ガソリン車のような「いつまでも走り続けられる」スタイルとは別ジャンルの旅。
想定外だったこと
地方の道の駅に高速充電器が増えていた。 これが何より大きい。「ロードトリップを高速だけで完結させる必要がない」のは精神的に楽。
逆に首都圏SAは混雑が激しく、夕方着は避けたほうがいい。 朝のうちに充電を済ませる時間設計が肝。
EVロードトリップの心得(実測ベース)
3000km走って体得した運用のコツ:
- 目的地より80km手前で充電を始める — 「あと少しで着く」で詰む
- WAZEではなく EVsmart アプリでルート組む — 充電器混雑情報込み
- 会員カードは複数ブランド持つ — エネゲートとNCS両方契約推奨
- 冬季は電費が3割落ちる前提 — 北海道〜東北は要余裕設計
- エアコンより電気毛布 — 暖房は電費の敵
旅費総額
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 充電費 | ¥22,300 |
| 宿泊(10泊) | ¥98,400 |
| 食費 | ¥41,200 |
| 高速代 | ¥34,500 |
| 合計 | ¥196,400 |
ガソリン車で同条件を走った場合の試算は概ね ¥30,000 高。 EV のコスト優位は健在、ただし家充電がない人には微妙。
関連: 自前購入せず月額でEVを試したい人へ
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